2013年3月22日金曜日

ルーヴル・ランス -新しい可能性-

■ ルーヴル・ランスへ


先月、ついに念願のルーヴル・ランスに行ってまいりました!




ルーヴル・ランスは、パリのルーヴル美術館の別館として、フランス北部のノール=パ・ド・カレー地方の都市ランス(Lens)に昨年12月にオープンしたばかり。日本人の建築ユニットSAANAが設計を手がけたことでご存知の方も多いはず。ちなみにこのランス(Lens)は、大聖堂とかシャンパンとかで有名なシャンパーニュ地方のランス(Reims)とは違いますのでご注意を。


■ 「時のギャラリー」




この新しいルーヴル・ランスのコンセプトは「時のギャラリー」。パリのルーヴルから選cばれた古代ギリシャ・エジプト時代から19世紀までの作品が、200点あまり展示されています。毎年約2割が入れ替えられ、5年で総入れ替えになるという仕組み。

なぜ、こんなことになったかというと…

パリのルーヴルは収蔵作品数38万点以上。館内をキックボード(古い?)で回りたいくらい広大な美術館なのに、そのうち展示されているのはわずか10分の1以下の3万5千点あまり。新しいコレクションも増やし続けて進化させていかなければならないわけで、いくら常時世界中に作品を貸出していたとしても、ついに飽和状態になってしまったのです。

■ ルーヴル・ランスへの行き方


しかし、遠い!!
ランスに行こうと決めたのは1月。まだ情報が少なく(もしかしたら今も…)、パリ北駅からTGVで1時間ちょっとという情報は得たものの、TGVの時刻表を調べてみると、ランス行きは一日数本しかなく、しかも乗り継ぎが多いのです。

乗り継ぎだと2時間以上かかるらしく、これは何が何でも直行便に乗らねば!と気合いで探し、パリ北駅9:52発の列車の席をゲット。帰りも直行でランス14:57発という席が手に入ったので、ラッキーでした。TGVのチケットは日本からWebで予約、発券できますので、これから行かれる方はぜひ活用してみてください。(列車の時刻は2013年2月時点です)


http://www.raileurope-japan.com/rail-products/train-tickets/article/tgv-790?cmpid=PS020401&gclid=CNLp2dqWi7YCFadMpgodcSIA5g


駅からがこれまた遠いのですが、一応シャトルバスが出ています。20分位の間隔で運行されているのですが、乗り場がわからず結局歩くハメに。びっくりするほど何にもないところを延々と歩くことおよそ25分。ようやく建物がみえてきましたよ〜。








歩く距離は長いのですが、まっすぐな遊歩道が延々と続き、他に何にもないので方向オンチの私でも迷いようがなかったのが、せめてもの救いでしょうか…。

そこで何を見たかは、また次回!


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